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失われた未来を求めて(TRUMPLE)

一度記事が飛んでしまった、狐狸です。
新作を買う資金が現在、一作品くらいしかなく
中古をあさってるそんな日々です。
light製品は中古では買いにくい……(アクチ制限があったはずなので)

では感想は追記で。
初めての記事なので項目も決めて。


失われた未来を求めて


公式サイト 音は出るので注意!


失われた未来を求めて
今は亡き、TRUMPLEの作品ですね。
TRUMPLEのスタッフは今は、
僕らの頭上に星空は廻る(公式サイト)
にいる
という記述を、どこかのブログで見た気がするのだけれど……

このサイトはあくまで『趣味』なので
点数をつけたりとか、そういうのはいいかなと思ってます。
なので『そういう考えかたもあるのかー』とか『たしかに』
みたいな楽しみ方をしてもらえたら最高だと思います まる

では項目ごとにお話しを。

【シナリオ】
シナリオは、ループする学園もの。
ある一人の少女を『救う』という一点がメインシナリオになってると思います。

登場人物は、人間くささを持ってて僕は許容できる範囲のうざさでした。
人によっては、柔道部や副会長などにいらっとするかもしれません。

そして一番の残念ポイントとしてはシナリオの質の差でしょうか。
個別ルートについてはキャラクターのところで語ろうと思いますが、
ところどころで扱いが違うような、違和感を覚えました。

シナリオ全体としては凡作。
ところどころでは『うまいなぁ』と思わせてくれる、微妙な作品でした。

Hシーンの文章も、いちゃいちゃしててイイ!とも思う時もあれば
『ぬけねぇ』とか思っちゃう、うっとうしさもあったかなと。


【音楽】
音楽については、主題歌はよかったと思いますが
主題歌の使い回し多くない?と感じたかな。
OPがyoutubeにあるので聞いてみてください。
僕は、大好きです。




【絵】
絵に関しては、手放しで最高傑作だと言わざるを得ません。

トモセシュンサク絵が『若い』絵のトップクラスだとするならば、
深崎暮人絵は『大人な』絵のトップクラスといったような魅力を感じます。

この作品は絵だけで買ったという人も多いのではないでしょうか。
それだけ絵の力が大きかった作品。

絵に関しては満点ですね。
あ、SD絵は微妙でした(後付)


【システム】
システムに関して文句はなかったですね。
僕は『クリック時に次の音声まで音声再生をやめない』
というシステムがあれば満足できるので。

特徴的なシステムはまばたきでしょうか。
立ち絵状態でのまばたきがあります。
on/offもあるので『いらない!』っていう人はいいのですが、
あると会話してる!感がでるのでおすすめです。


【声優】
正直プレイ前は『なんか浮いてね?』
といったようにキャラと声優の間に違和感があり、
プレイ始めたときも違和感はあったのですが、
慣れますね。
一番好きな声はケニー♂
ケニーの声は、某有名海賊漫画のアニメにもでてる人のような気がするのですが
公式サイトにはCVがないので……

Hシーンの演技は、一般的ですね。
喘ぎは少な目?という印象。
喘ぎよりは、いちゃラブ的なセリフが多かったので
甘いです!

【キャラ(個別も含む)】

特定キャラが不快ということはありませんでした。
ですが、キャラの扱いに不満が残る点がいくつか。

まず、愛理。
一番好きなキャラクターなのですが、
なぜかルートによっては『ヤンデレ』として扱われます。

しかし主人公の『病み』要素を考えれば、
いやこの作品の根幹としてあるシーンから歪んでしまっています。

それに関しては、愛理が一番理解していたようにも。
そして理解しながら行動してた節も感じました。

なのに扱いに不満。
個別ルートも、女の子サイドからすればつらくなるほど一途なのに、
男サイドからすれば『重い女』のように見えるという、男性的なテキストだった印象。

先輩に関しては、典型的な押しに弱い辛辣キャラ。
個別ルートも『軽い』と一言。 
エロさという面では、男性には受けたのかなと。

エロシーンが主人公がいきなりがつがつになったりと、
下手なテキストすぎて僕は苦手でした。

しかし一番無難なキャラクターだったと思います。
人間的側面としては一番大人。

達観してるところもあります。


佳織は、物語の根幹にいながら
どこか蚊帳の外、そんなキャラ。

Steins;Gateなら牧瀬氏は、
自分から問題に飛び込みましたが、
そういう要素がこの作品には薄目、というか無い。

愛理に任せきり、ここが良作にはなりきれない作品というところですね。

とはいえ、いちゃラブ要素は強めで。
いい子なんですよ、本当に。

でもこの主人公は、煮え切りません。
でもでも!初めはこの子のルートしか……というかルート固定です。


そして一部では『ゆいゲー』と呼ばれる、ゆいさん。
ゆいみたいなミステリアス系女子が、物語の根幹であるパターンはそろそろ飽きました。
といいたいところですが、声優さんの熱演が光ります。

キュンっとさせられてしまうのは、男ならば仕方ないかな。
ラストに向かうにつれて、主人公の優男ぶりにいらっ☆

ケニーや柔道部に関しては割愛しますが、
シナリオの餌にされた、そんな感じのキャラが多く、
キャラクターをもっと人間として大事にしてほしかったですね。

参考程度にHシーン数。
佳織‐3
愛理‐4(うち一つ、大人)
先輩‐4(うち一つ、胸を触るのみ)
ゆい‐5(うち一つ、自慰)

【総括】
良作になりきれなかった凡作。
ポイントとしては、
・絵がよすぎるのでそれ相応の期待値。
・ルート固定。
・キャラクターの『動かされてる』感。

でしょうか。
前半に関しては『良作かな?』と思ったのですが、
後半にくると同じ事繰り返すのが『だるい』と思ってしまったループもの。

ループは飽きることがあるので
注意が必要ということでしょうか。


ここまであまりよい感想ではないですが
初心者向けという作品ではありました。
『エロゲってだいたいこんなかんじ!!』という意味で。

良くも悪くもエロゲ、そんな作品でした。

失われた未来を求めて


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